【アップデート】 LambdaでNode.js v10が利用できるようになりました!!
はじめに
サーバーレス開発部@大阪の岩田です。 本日のアップデートにより、LambdaでNode.js v10が利用できるようになりました。
AWS Lambda adds support for Node.js v10
早速Node.js v10を試してみます。
やってみる
Lambdaのマネジメントコンソールに行くと・・・
ランタイムにNode.js 10.xが選択できるようになっています!そのままNode.js 10.xでLambda関数を作成します。
次にLambdaのコードを書いてみます。
試しにNode.js 10から利用できる、console.table()
を使ってみます。
※Node.js10のチェンジログはこちら
exports.handler = async (event) => { console.table([{ col1: 'hoge', col2: 'hogehoge'}, { col1: 'fuga', col2: 'fugafuga'}]); const response = { statusCode: 200, body: JSON.stringify('Hello from Lambda!'), }; return response; };
コードが書けたので適当なテストイベントを設定して実行すると・・・
ちゃんとconsole.table()
の結果が出力されていますね!
AWS LambdaにおけるNode.jsのEOLについて
先日amotzがブログに記載していた内容になりますが、改めておさらいしておきます。
【注意喚起】AWS LambdaでNode.js 6.10ランタイム構成の新規作成/更新が終了となります
バージョン | 言語自体のLTS開始 | 言語自体のEOL | 備考 |
---|---|---|---|
Node.js v0.10 | 2013/03/11* | 2016/10/31 | 現在はEOL *明確なActive LTSの開始は無い |
Node.js 4.x | 2015/10/01 | 2018/04/30 | 現在はEOL |
Node.js 6.x | 2016/10/18 | 2019/4/30予定 | 現在はMaintenance LTS。もうすぐEOL |
Node.js 8.x | 2017/10/31 | 2019年12月予定 *OpenSSL-1.0.2のEOLに合わせるため |
現在はMaintenance LTS |
Node.js 10.x | 2018/10/30 | 2021年4月予定 | 現在はActive LTS |
Node.js 12.x | 2019年10月予定 | 2022年4月予定 | 現在はPending |
現在主流であろうNode.js v8も今年中にはEOLを迎える予定です。今後作成するLambdaについてはNode.js v10を利用していくべきでしょう。
まとめ
Lambda実行環境の選択肢が広がるのは嬉しいですね。 Node.js 6.10で作成したLambdaのランタイムをバージョンアップする際はNode.js v8を飛び越して一気にNode.js v10まで上げてしまうのもありかもしれません。